トリックスターズ /久住四季

忙しそうに見えて本は読んでたりしまｓ
いや忙しいんですよ多分。多分……

さてこの本、電撃文庫の新人さんです。
何やらミステリ系に力を入れるつもりのようですメディアワークス。
以下感想


ライトノベルとして読めば標準よりちょっと上。
ミステリとしてみると標準以下……ってとこですか。
読者への挑戦、と掲げているのに、肝心のトリックは魔法でした☆　じゃなあ……
不可能命題（ロストタスク）なんかの設定は面白かったんですがね。
主人公と先生の会話が、戯言シリーズのいーちゃん・哀川さんの会話とそっくりだったり。
全体に漂う雰囲気も「戯言と毒気を抜いた西尾維新」と言う印象。

悪くは無かったので、次回作があるなら手を出すかも……余裕が有れば。


同時発売の同じくミステリ系「飾られた記号」が物凄く評判が悪いのがある意味気になるな。あとがき立ち読みしたらえらく鼻についたので多分読みませんが。
ていうか森博嗣ｊ（ｒｙ


次はMissing13かな？

ネコソギラジカル中 赤き征裁vs橙なる種 /西尾維新

はい、ようやく出ましたネコソギ中。
正直また伸びるに違いないと踏んでたら、本屋で平積みされててどっきり。

そして読了。


( ﾟ∀ﾟ)＜あははははははははははは


＿|￣|○


……HAHAHA、初っ端で絶叫（心の中で。
出夢くん萌太くん。ﾟ・（ノД`）・ﾟ。
うあー、良いキャラだっただけにせつねええええ
萌太くんに至ってはちょっと、あの、最期ががｇ
崩子ちゃんじゃないけどあれはトラウマだよー（TДT
でも彼にとってはこれ以上なく満足だったんだろうなあ……余計切ない

ラスト付近は別の意味で絶叫（心の（ｒｙ
零崎ぃぃ！？　生きてたー！ヽ（T▽T）ﾉ
うわーうわー、登場の仕方もカッコイイよ、いーちゃんとの会話がやっぱりステキだよ！
「殺して解して〜」のくだりは最狂だよ！　あのセリフ大好きだー！
戯言遣いと人間失格の組合せはやっぱり良い……
裏表紙を本屋で見て心臓止まりかけたのはヒミツ。


話について。
急展開というか、流れが速いなあと思うと同時に、後一冊で収拾つくのかと言う不安が。
よっぽど大丈夫だろうとは思うけど、サイコロジカル下とかヒトクイマジカル並みの厚さじゃなきゃそれはそれで納得できなさそうだ（苦笑　いつになるか……。
狐さんのいう「旧式」の使い道やら、真心の今後やら、玖渚がどうなるのかやら。
そもそもいーちゃんの本名も謎のままだなあ……

結論は、やっぱり相変わらず好きだなあ、ってとこですかね。
この人の言葉遊びはツボというか、読んでて飽きないというか。
戯言シリーズの後も期待しつつ、今は最終巻待ち〜