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日々徒然。

   
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魍魎の匣
書くって言ったきり放置してた!

原作は京極夏彦の同名小説……なんて説明はいらんわな。
以下感想、ネタバレ含むのでご注意。


評価は分かれる作品に仕上がってました。
個人的には良作と言いたいです。姑獲鳥の夏よりも好きかなー。
全体の雰囲気的には「薔薇十字探偵」の方に近いですね、コメディ分とか。
冒頭部分からいきなり久保と榎さんの戦時中の話……と原作と違って、頭の切り替えをさせるにしても上手いと思いました。
そして根幹とも言える加菜子の誘拐事件をばっさり切り捨てたのは驚いた。
まああれだ、時系列や人間関係やらを分りやすい話にするには悪くはなかったのかな。
でも研究所大爆発はなんつーかジャンル変わってね? みたいな?

戦後の雰囲気のために上海ロケだったそうですが、ちょっと微妙。
背景がどう見ても日本じゃないよ……あれは頂けない。

キャスト其々。
鬱じゃない関君なんて!(酷
よく喋るわ姿勢良いわどもらないわで別人じゃないかwwwwww
と思ったら後ろでぶつぶつ喋り続けてたり鳥ちゃんに年上ぶってたり原作の関君ぽさもあった。いかにも、といったら永瀬関(姑獲鳥)なんですが、これはこれで面白かった。

京極堂、ものすごいお茶目な人に……! アクティブさは原作とは大違い。
おかしいな、笑いどころが殆どこの人絡みだったよ?(笑
御筥様での対決シーンは長台詞とステップの勢いが秀逸。

榎さんは最初の方で鼻かんだ紙くずを壷の中に放り込んでる姿がそれっぽすぎた(ノ∀`)
もうちょっと落ち着きの無い躁なところが見たかったやも知らん。

木場修は……原作からの魅力減が大きかったかなあ。
電車事故との遭遇も青木刑事に役割移ってたし。
宮迫のキャスティングは結構好きなんですけどね。勿体無かった。


そんな感じで、全体的に楽しめました。
原作ファンですが、これはこれで!
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