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日々徒然。

   
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

ティム・バートンでジョニー・デップですよ。
観たいと言うならそもそもタイトル間違えんじゃねーですよ(`A')キッ>ポップンの某氏

好き嫌いが別れる作品です。(最近そればっか)
血の気が多いのとか暗いのとか好みじゃないならお帰りくださいというか。

一番印象的だったのは、カップルと思しき男女が終幕後硬直してる姿でしたwwww
デートで来る映画じゃないだろう……常識的に考えて

以下ネタバレと個人的な感想。



個人的にはとてもツボでした。おもしろかったです。

OPからハイセンスな映像。
「チャーリーとチョコレート工場」を髣髴とさせるような感じ。
血が配管やら歯車やらを伝って流れていく様は、ラストとリンクしてるような気がしないでもない。

首切り→回転椅子で脳天から落下のコンボは機械作業みたいに淡々としてて怖いとかグロいとかあんまり感じなかった。
それよりも、家族連れ相手の時は普通に理髪して帰すとか、その辺に残るトッドの人間味が切ない。
足がつくから手を出さないのか、自分にもあったかもしれない姿だからこそ見逃したのか、そこの判断は観客次第なんですかね。

ターピン判事とトッドのデュエットは良かった。
それにしてもアラン・リックマンは悪役が似合うな(´∀`*)

トッドが首スパーンとやるシーン。バムフォードの時かな。
天窓の外からのカメラワークで、曇った窓や暗い室内l窓にかかる血とかえらい秀逸でした。

娘との再会は、殺しちゃだめえええええみたいな。みたいな。
ひやひやしたぜ。

全編に渡ってとても良かったです。が、中でも印象的だったのは、トッドとミセス・ラベットがパイ屋の中から道行く人を品評してるシーンとラストシーンかなあ。
パイ屋のシーンは終始テンポ良くてステキ。
ラベットの妄想のシーンも好きです。「ボク何やってるんだっけ」的な顔したトッドが笑える。
ラストシーンは、ルーシーを殺したことに気づく所からは……
血飛沫より火炙りの方が余程グロだった気がする。
妻を抱いたトッドに、背後から剃刀持って近づくトビー。
それに気づいた瞬間のトッドの表情がとても安らかで、何かこうぐっとくるものが……
その後のトビーは第二の「スウィーニー・トッド」になってもおかしくないような表情でしたが。
(そこら辺「魍魎の匣」のラストにも通じるかも。)

その後「若い二人のその後」も何もやらなかったのは良かったと思う。
あれはあの終わり方だから余韻が残るんだろう……。
舞台では最初と最後があるらしいんですがね。そっちも気になる。

デップはなるほど評判どおりの良い声でした。
さらにヘレナ・ボナム=カーターの演技が……!
ラベットの一途だけど狂ってるのがよく出てたなー。声も良かったし役柄の雰囲気も。
ミュージカル版を知ってる人や、普段から舞台を観る人にはいろいろと物足りなさがあるようですが、最初に書いたとおり私は全体的に楽しめました(´∀`)

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